雇⼊健康診断、年に1回の定期健康診断、ストレスチェックなど、従業員の心身の健康管理に必要な情報が企業にはあります。しかし、法律で決まっているから健診を実施しているだけで、せっかく収集した従業員の健康に関する情報を有用に利用できている企業は少ないと思われます。従業員数が50名以上の企業には産業医選任義務があり産業医からの意⾒を聞くことが可能なはずですが、産業医も多忙を極めており、このように選任の産業医がいる企業であったとしてもきめ細かい指導ができていないことが現状です。
こころめいとでは、産業保健師が企業の従業員の⽅の健康管理をきめ細かく⽀援することが可能な体制を実現しています。
いつでも相談できる働くひとのための保健室。健康相談窓口としての利⽤が可能です。従業員から直接相談していただくこともできますし、同僚や部下の様⼦が違う時にどのように声をかけたら良いかわからない場合でも相談可能です。
目安は、日本⼈間ドッグ学会の判定区分で、A(異常なし)
異常なしでも健康上の問題やリスクがないというわけではありません。自身の健康⼒を把握し、疾患リスクなどを考慮し、より健康になるためにフォローが必要な段階。
⽬安は、同判定区分で、B(軽度異常)、C(要経過観察)
軽度異常や経過観察と判定された場合は、疾患リスクなどが数値で現われている可能性もあり、予防のために再検査や⽣活習慣の⾒直し、働き⽅の改善が必要な段階。
目安は、同判定区分で、D1(要医療)、D2(要精密検査)やE(治療中)
要精密検査の場合は、できるだけ速やかに医療機関受診が必要。治療が始まっている場合は、服薬など医療と職務内容を検討し必要な支援を⾏います。疾病と仕事の両⽴もこの段階での対応。メンタル不調者についてもこの段階での対応となります。
こころめいとの保健師は、産業保健だけでなく、病院での勤務経験や在宅医療などの経験があり、医療全体から問題を考えていく視点をもっています。疾病予防、疾病治療・両⽴のケースで特にこころめいとの効果が最⼤になります。また”健康障害カスケード”※を⾷い⽌めるためには、この病院での経験が重要となります。従業員の⽅のちょっとしたサインも⾒逃しません。通常会員の企業であれば、当事務所の産業医が臨時の産業医として、従業員の⽅の通院先への情報提供依頼も可能です。(従業員の⽅の同意が必要)。
繁忙期などに⻑時間労働が続くことが原因で睡眠不⾜となり、そのために気分が落ち込み、さらに⾷欲が低下し、疲労が蓄積、最終的には⼼臓発作や脳卒中など⽣命に関わる疾病を発症するというような健康障害が次々と現れてくること。
保健師、看護師の対応が基本ですが、⼼理的問題は専⾨家に任せます。カウンセリングが必要な場合は、従業員の⽅にカウンセリングをお勧めしています。産業カウンセリングの専⾨家も在籍していますので、上司や管理者の⽅への助言や研修も可能です。
こころめいとの対象は、「すべての働くひと」なので、⾃分たちの健康についても留意しています。⼀般に医師や看護師などの医療者は、聖職であり、⾃⾝の健康問題は後回しにしてしまうことがあります。「健康に不安がある状態では、他者の健康管理を⼗分にできるわけがない!まずは自分の健康!」と自身の健康問題にも真剣に取り組みます。
こころめいとのスタッフは、自身の健康管理にも向き合います。提携先のクリニックでは常駐の医師(産業医を含む)、看護師、保健師がいます。自身の健康診断後のフォローを実施し、重症化予防に努めています。健康問題に不安を感じたらいつでも受診・相談をすることが可能です。
こころめいとでは、身体的な健康問題でだけでなく、精神的にも健康な状態が維持できるような環境づくりを大切にします。産業保健活動に精通している医師、保健師、看護師として、適切なストレスコントロールを行っています。
こころめいとのスタッフは、子育て中のスタッフが多く、働く環境を大切にしています。時間外労働の撤廃や短時間勤務、勤務日程の調整など、個々のスタッフに合わせた勤務ができるよう相談できる環境を整えています。仕事と家庭との時間、どちらも大切にしていける環境を目指しています。