健康コラム

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9月は健康増進普及月間

厚生労働省では、毎年9月を「健康増進普及月間」と定めています。 健康に対する国民の一人ひとりの意識を高め、健康な体を維持するために国と自治体が一緒になってさまざまな活動を行っています。 この記事では健康増進普及月間についてご紹介します。 【日本人の健康と平均寿命】 日本人の平均寿命が世界一長いことは有名ですね。 厚生労働省のデータによれば、令和4年度の日本人の平均寿命は、男性81.05歳・女性87.09歳となっています。 この平均寿命の長さは、日本人の健康水準が向上し続けているからにほかなりません。 みなさんのなかにも、「健康のためにしていること」をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。 しかし、その一方では高齢化が進み、社会生活環境の急激な変化などに伴って、糖尿病・がん・心臓病・脳卒中などの生活習慣病の増加が大きな問題となっているのが現状です。 健康増進普及月間では、この現代日本が抱えている健康問題を解決するために「生活習慣病の一次予防」と「健康寿命の延伸」を目標としています。 【一次予防とは】 検診での病気発見や病気の治療とは違って、一次予防では病気の予防や健康増進を行います。 病気の原因を排除したり、病気のリスク低減を目指すのが一次予防です。 具体的には、食事や運動などの生活習慣や生活環境を改善したり、健康教育などによって正しい知識を身につけ健康増進を意識してもらうなどがあります。 日本で問題となっている生活習慣病では、よくない生活習慣をあらためることで病気の発生を防いだり、良い状態をキープすることができます。 【健康寿命とは】 健康寿命とは、健康状態で生活することができるとされる期間のことです。 日本では平均寿命が長くなったことによって、平均寿命と健康寿命の間に大きな差が出てきています。 2019年では平均寿命と健康寿命の差が、男性で8.73年、女性では12.06年となっています。 この差はそのまま「健康ではない期間」とも言い換えられます。 この差を縮め、生活の質をあげることが日本の課題の一つとなっています。 【健康増進普及月間標語】 令和5年の健康増進普及月間の統一標語は、下記に決定しました。 1に運動 2に食事 しっかり禁煙 最後にクスリ ~健康寿命の延伸~ 健康のための基本的な事柄に思えますが、みなさんはできているでしょうか。 運動だけでも、食事だけでも、健康を維持するには足りません。 健康寿命を伸ばすことを目指して、良い生活習慣作りに挑戦していきましょう。 【健康増進普及月間のまとめ】 運動・食事・禁煙など個人の生活習慣の改善は、生活習慣病の予防や健康寿命を延ばすことと大きく関係があります。 普段の何気ない習慣だからこそ、今更変えにくいかもしれませんね。 健康増進普及月間の開催に伴い、各地でイベントも開かれています。 健康講演会やウォーキングイベント、食生活相談や栄養改善指導といった、私たちが参加しやすいものもあります。 こういったイベントに興味を持ち、参加してみることも生活習慣の改善への一歩です。 ぜひ健康増進普及月間をきっかけに、自分の健康を見つめなおしてみてください。 参考資料:厚生労働省 令和5年度健康増進普及月間実施要綱 https://www.smartlife.mhlw.go.jp/pdf/slp_estorative_r5.pdf 厚生労働省 1主な年齢の平均余命 https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life22/dl/life22-02.pdf ココカラ通信9月号

2023.09.27

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災害から身を守る特別警報

今年の夏も、台風や大雨、暴風など自然災害に関連するニュースがたくさんありました。 ニュースで流れる注意報や警報によって、落ち着かない日々を過ごされた方もいらっしゃると思います。 しかし、注意報や警報は私たちが災害から身を守るために必要な情報でもあります。 この記事では、特に私たちが知っておくべき特別警報についてご説明します。 注意報・警報と特別警報の違い 注意報は、災害が起こるおそれのあるときに注意を呼びかけて行う予報のことです。 また警報は、重大な災害が起こるおそれのあるときに警戒を呼びかけて行う予報のことです。 普段のニュースでもよく耳にするため、雨や台風の多い季節には注意報や警報に慣れてしまう方もいるかもしれませんね。 特別警報は、警報の基準をはるかに超える状態が予想され、重大な災害の起こるおそれが高まっている場合に発表されます。 災害が予想される地域の住民に対して最大級の警戒を呼びかけるものです。 また、区市町村は特別警報を確実に住民に伝えることが義務とされています。 とても重要な情報であることがおわかりいただけることと思います。 特別警報の種類 特別警報には、大きく分けて二つの種類があります。 ①大雨・暴風・高潮・波浪・大雪・暴風雪 これらの災害では、「警報」の発表基準よりもはるかに危険度が高い場合に、「大雨特別警報」、「暴風特別警報」のように「〇〇特別警報」といった名称で発表しています。 台風の時期には、よく耳にする警報ですね。 ②地震・津波・噴火 これらの災害では、危険度が非常に高いレベルのものを「特別警報」としています。 震度6以上の地震予想では「緊急地震速報(警報)」、高さ3m以上の津波予想では「大津波警報」、噴火警戒レベル4以上の予想では「噴火警報(居住地域)」という名称で発表します。 緊急地震速報については、急にニュース画面に出てきたり、スマートフォンから通知が鳴り響いて驚いた経験をお持ちの方も多いと思います。 それだけ、今すぐ住民に知らせなくてはならない重要な情報だということです。 特別警報が発表されたら 特別警報が発表されたときは、まずは決して慌てずに周囲の状況を確認しましょう。 区市町村から避難指示が発令されている場合は、ただちに従ってください。 避難の際に、大雨や暴風のために移動することがかえって危険な状況となっていて自宅などに留まる場合には、二階などのより安全な場所に退避するなど、直ちに身の安全を確保してください。 大雨などは、時間とともに危険度が増す可能性もあります。 すでに避難が完了している場合でも油断をしないようにしましょう。 まとめ 災害時の重要情報である、特別警報についてご説明してきました。 忘れないで頂きたいのは、「特別警報が出ていないから災害は起きない」わけではないということです。 大雨や暴風など気象に関する災害のおそれがあるときは、気象情報や警報、注意報などを活用して、早め早めの避難行動を心がけてください。 参考資料:政府広報オンライン 命を守るために知ってほしい「特別警報」 https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201307/4.html ココカラ通信9月号

2023.09.21

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食欲の秋

9月に入り、夏の焼けつくような暑さが和らいできました。 少しずつ秋の気配が感じられてくるころですね。 秋と言えばさまざまな「〇〇の秋」があります。 その中でも健康に関係があり、美味しくて目にも楽しい食欲の秋は多くの人が心待ちにしていることでしょう。 この記事では、秋に食べたい旬の食材についてご紹介します。 旬とは 野菜や果物、魚に至るまで、食べ物には栄養がたくさん含まれ味が豊かになる「旬」があります。 旬とは、自然の中で育てた野菜や果物が熟し、魚がたくさんとれる季節のことです。 食べ物によってその時期は変わってきますが、「旬」のものはもっとも美味しくて体に必要な栄養も豊富に含まれています。 「旬」のものを食べることで、四季の変化を味覚の面からも感じることができます。 秋が旬の食べ物 秋が旬の食べ物ときいて、何を思い浮かべるでしょうか。 魚だと、やはり秋刀魚かもしれません。 秋刀魚には必須アミノ酸を含んだ良質なたんぱく質が多く含まれています。そのほかにも、カルシウムとその吸収を助けるビタミンDが豊富です。 成長期のお子さんや、カルシウムが不足しがちな高齢者にはぜひ食べてほしい食材です。 その他にもサバやサケ、カツオなども秋が旬の魚です。 スーパーや魚屋さんに行ったときは旬の魚に注目してみてください。 秋の野菜はどうでしょうか。 例えば、山の幸のきのこは秋が一番美味しい季節です。しいたけやしめじ、舞茸などは普段の食卓にもあがるポピュラーな食材ですね。 きのこはビタミン類やミネラル類を豊富に含み、食物繊維もたっぷり入っています。 夏の疲れを解消するのにぴったりの食材だと言えるでしょう。 一年中食べられるじゃがいもやにんじんも、秋が旬の季節です。 その他、さつまいもやごぼう、サトイモなどの根菜も秋が美味しい季節ですね。 根菜には糖質が含まれていますが、それらを分解・排出するのに必要な食物繊維やミネラルも多く含まれています。 また、根菜は満腹感を得やすい食材でもあるので、料理に取り入れることで食べ過ぎを防ぐことができます。 最後に果物についてご紹介します。 秋の果物を毎年の楽しみにしている方もいるのではないでしょうか。 夏から出始める桃、梨、ぶどうは秋になっても楽しめる美味しい果物ですね。 りんごや柿は比較的手ごろな値段で手に入る、秋が旬の食べ物です。 果物にはビタミンA~Eまで、さまざまなビタミン類が多く含まれています。 また、酸味のある果物に含まれるクエン酸は疲労回復に効果があります。 食欲のないときでも食べやすく、おやつとしても秋の果物はおすすめです。 まとめ 旬の食材は美味しいだけでなく、体に必要な栄養素が豊富に含まれていることはおわかりいただけたでしょうか。 収穫量も多くなるため、旬のものは価格も安くなる傾向にあります。 お財布に優しく、食卓にも並べやすいはずです。 ぜひ旬の食材を毎日の食事に取り入れてみましょう。 参考資料:農林水産省 食べ物と日本の四季のつながりを見てみよう https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/kodomo_navi/learn/seasons1.html ココカラ通信9月号

2023.09.19

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9月は健康増進普及月間

厚生労働省では、毎年9月を「健康増進普及月間」と定めています。 健康に対する国民の一人ひとりの意識を高め、健康な体を維持するために国と自治体が一緒になってさまざまな活動を行っています。 この記事では健康増進普及月間についてご紹介します。 【日本人の健康と平均寿命】 日本人の平均寿命が世界一長いことは有名ですね。 厚生労働省のデータによれば、令和4年度の日本人の平均寿命は、男性81.05歳・女性87.09歳となっています。 この平均寿命の長さは、日本人の健康水準が向上し続けているからにほかなりません。 みなさんのなかにも、「健康のためにしていること」をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。 しかし、その一方では高齢化が進み、社会生活環境の急激な変化などに伴って、糖尿病・がん・心臓病・脳卒中などの生活習慣病の増加が大きな問題となっているのが現状です。 健康増進普及月間では、この現代日本が抱えている健康問題を解決するために「生活習慣病の一次予防」と「健康寿命の延伸」を目標としています。 【一次予防とは】 検診での病気発見や病気の治療とは違って、一次予防では病気の予防や健康増進を行います。 病気の原因を排除したり、病気のリスク低減を目指すのが一次予防です。 具体的には、食事や運動などの生活習慣や生活環境を改善したり、健康教育などによって正しい知識を身につけ健康増進を意識してもらうなどがあります。 日本で問題となっている生活習慣病では、よくない生活習慣をあらためることで病気の発生を防いだり、良い状態をキープすることができます。 【健康寿命とは】 健康寿命とは、健康状態で生活することができるとされる期間のことです。 日本では平均寿命が長くなったことによって、平均寿命と健康寿命の間に大きな差が出てきています。 2019年では平均寿命と健康寿命の差が、男性で8.73年、女性では12.06年となっています。 この差はそのまま「健康ではない期間」とも言い換えられます。 この差を縮め、生活の質をあげることが日本の課題の一つとなっています。 【健康増進普及月間標語】 令和5年の健康増進普及月間の統一標語は、下記に決定しました。 1に運動 2に食事 しっかり禁煙 最後にクスリ ~健康寿命の延伸~ 健康のための基本的な事柄に思えますが、みなさんはできているでしょうか。 運動だけでも、食事だけでも、健康を維持するには足りません。 健康寿命を伸ばすことを目指して、良い生活習慣作りに挑戦していきましょう。 【健康増進普及月間のまとめ】 運動・食事・禁煙など個人の生活習慣の改善は、生活習慣病の予防や健康寿命を延ばすことと大きく関係があります。 普段の何気ない習慣だからこそ、今更変えにくいかもしれませんね。 健康増進普及月間の開催に伴い、各地でイベントも開かれています。 健康講演会やウォーキングイベント、食生活相談や栄養改善指導といった、私たちが参加しやすいものもあります。 こういったイベントに興味を持ち、参加してみることも生活習慣の改善への一歩です。 ぜひ健康増進普及月間をきっかけに、自分の健康を見つめなおしてみてください。 参考資料:厚生労働省 令和5年度健康増進普及月間実施要綱 https://www.smartlife.mhlw.go.jp/pdf/slp_estorative_r5.pdf 厚生労働省 1主な年齢の平均余命 https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life22/dl/life22-02.pdf ココカラ通信9月号

2023.09.27

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災害から身を守る特別警報

今年の夏も、台風や大雨、暴風など自然災害に関連するニュースがたくさんありました。 ニュースで流れる注意報や警報によって、落ち着かない日々を過ごされた方もいらっしゃると思います。 しかし、注意報や警報は私たちが災害から身を守るために必要な情報でもあります。 この記事では、特に私たちが知っておくべき特別警報についてご説明します。 注意報・警報と特別警報の違い 注意報は、災害が起こるおそれのあるときに注意を呼びかけて行う予報のことです。 また警報は、重大な災害が起こるおそれのあるときに警戒を呼びかけて行う予報のことです。 普段のニュースでもよく耳にするため、雨や台風の多い季節には注意報や警報に慣れてしまう方もいるかもしれませんね。 特別警報は、警報の基準をはるかに超える状態が予想され、重大な災害の起こるおそれが高まっている場合に発表されます。 災害が予想される地域の住民に対して最大級の警戒を呼びかけるものです。 また、区市町村は特別警報を確実に住民に伝えることが義務とされています。 とても重要な情報であることがおわかりいただけることと思います。 特別警報の種類 特別警報には、大きく分けて二つの種類があります。 ①大雨・暴風・高潮・波浪・大雪・暴風雪 これらの災害では、「警報」の発表基準よりもはるかに危険度が高い場合に、「大雨特別警報」、「暴風特別警報」のように「〇〇特別警報」といった名称で発表しています。 台風の時期には、よく耳にする警報ですね。 ②地震・津波・噴火 これらの災害では、危険度が非常に高いレベルのものを「特別警報」としています。 震度6以上の地震予想では「緊急地震速報(警報)」、高さ3m以上の津波予想では「大津波警報」、噴火警戒レベル4以上の予想では「噴火警報(居住地域)」という名称で発表します。 緊急地震速報については、急にニュース画面に出てきたり、スマートフォンから通知が鳴り響いて驚いた経験をお持ちの方も多いと思います。 それだけ、今すぐ住民に知らせなくてはならない重要な情報だということです。 特別警報が発表されたら 特別警報が発表されたときは、まずは決して慌てずに周囲の状況を確認しましょう。 区市町村から避難指示が発令されている場合は、ただちに従ってください。 避難の際に、大雨や暴風のために移動することがかえって危険な状況となっていて自宅などに留まる場合には、二階などのより安全な場所に退避するなど、直ちに身の安全を確保してください。 大雨などは、時間とともに危険度が増す可能性もあります。 すでに避難が完了している場合でも油断をしないようにしましょう。 まとめ 災害時の重要情報である、特別警報についてご説明してきました。 忘れないで頂きたいのは、「特別警報が出ていないから災害は起きない」わけではないということです。 大雨や暴風など気象に関する災害のおそれがあるときは、気象情報や警報、注意報などを活用して、早め早めの避難行動を心がけてください。 参考資料:政府広報オンライン 命を守るために知ってほしい「特別警報」 https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201307/4.html ココカラ通信9月号

2023.09.21

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食欲の秋

9月に入り、夏の焼けつくような暑さが和らいできました。 少しずつ秋の気配が感じられてくるころですね。 秋と言えばさまざまな「〇〇の秋」があります。 その中でも健康に関係があり、美味しくて目にも楽しい食欲の秋は多くの人が心待ちにしていることでしょう。 この記事では、秋に食べたい旬の食材についてご紹介します。 旬とは 野菜や果物、魚に至るまで、食べ物には栄養がたくさん含まれ味が豊かになる「旬」があります。 旬とは、自然の中で育てた野菜や果物が熟し、魚がたくさんとれる季節のことです。 食べ物によってその時期は変わってきますが、「旬」のものはもっとも美味しくて体に必要な栄養も豊富に含まれています。 「旬」のものを食べることで、四季の変化を味覚の面からも感じることができます。 秋が旬の食べ物 秋が旬の食べ物ときいて、何を思い浮かべるでしょうか。 魚だと、やはり秋刀魚かもしれません。 秋刀魚には必須アミノ酸を含んだ良質なたんぱく質が多く含まれています。そのほかにも、カルシウムとその吸収を助けるビタミンDが豊富です。 成長期のお子さんや、カルシウムが不足しがちな高齢者にはぜひ食べてほしい食材です。 その他にもサバやサケ、カツオなども秋が旬の魚です。 スーパーや魚屋さんに行ったときは旬の魚に注目してみてください。 秋の野菜はどうでしょうか。 例えば、山の幸のきのこは秋が一番美味しい季節です。しいたけやしめじ、舞茸などは普段の食卓にもあがるポピュラーな食材ですね。 きのこはビタミン類やミネラル類を豊富に含み、食物繊維もたっぷり入っています。 夏の疲れを解消するのにぴったりの食材だと言えるでしょう。 一年中食べられるじゃがいもやにんじんも、秋が旬の季節です。 その他、さつまいもやごぼう、サトイモなどの根菜も秋が美味しい季節ですね。 根菜には糖質が含まれていますが、それらを分解・排出するのに必要な食物繊維やミネラルも多く含まれています。 また、根菜は満腹感を得やすい食材でもあるので、料理に取り入れることで食べ過ぎを防ぐことができます。 最後に果物についてご紹介します。 秋の果物を毎年の楽しみにしている方もいるのではないでしょうか。 夏から出始める桃、梨、ぶどうは秋になっても楽しめる美味しい果物ですね。 りんごや柿は比較的手ごろな値段で手に入る、秋が旬の食べ物です。 果物にはビタミンA~Eまで、さまざまなビタミン類が多く含まれています。 また、酸味のある果物に含まれるクエン酸は疲労回復に効果があります。 食欲のないときでも食べやすく、おやつとしても秋の果物はおすすめです。 まとめ 旬の食材は美味しいだけでなく、体に必要な栄養素が豊富に含まれていることはおわかりいただけたでしょうか。 収穫量も多くなるため、旬のものは価格も安くなる傾向にあります。 お財布に優しく、食卓にも並べやすいはずです。 ぜひ旬の食材を毎日の食事に取り入れてみましょう。 参考資料:農林水産省 食べ物と日本の四季のつながりを見てみよう https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/kodomo_navi/learn/seasons1.html ココカラ通信9月号

2023.09.19

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ライフラインの停止や避難への備えは?

9月1日は防災の日です。8月30日〜9月5日は防災週間です。 地震や津波などの自然災害は、時として、想像を超える力で襲ってきます。 日頃から防災対策をしておくことで、被害を最小限にし、自分自身の身の安全を守りましょう。 ライフラインの停止や避難への備えは? ◉大災害が発生したときには、電気やガス、水道、通信などのライフラインが止まってしまう可能性があります。ライフラインが止まっても自力で生活できるよう、普段から飲料水や非常食などを備蓄しておくことが大事です。 ◉また、災害発生時は、新型コロナウイルス感染症が収束しない中でも、危険な場所にいる人は避難することが原則です。自宅が危険な場合は、避難場所だけでなく、安全な親戚や知人宅などに避難することも考えてみましょう。場合によっては、そこで避難生活を送ることになります。避難所生活に必要なもの(非常用持ち出し品)をリュックサックに詰めておき、いつでもすぐに持ち出せるように備えておきましょう。 ◉また、感染症が収束しない中、市町村が指定する避難場所、避難所が変更・増設されている可能性があります。災害時には市町村ホームページ等で確認しましょう。 災害時に備えた備蓄品の例 ☑︎飲料水 一人1日3リットルを目安に、3日分を用意 ☑︎食品 ご飯(アルファ米など一人5食分を用意)、ビスケット、板チョコ、乾パンなど、一人最低3日分の食料を備蓄しておきましょう。 ☑︎下着、衣類 ☑︎トイレットペーパー、ティッシュペーパーなど ☑︎マッチ、ろうそく ☑︎カセットこんろ ※非常に広い地域に被害が及ぶ可能性のある南海トラフ巨大地震では、「1週間分以上」の備蓄が望ましいとの指摘もあります。 ※飲料水とは別に、物を洗ったり、トイレを流したりするための水も必要です。日頃から水道水を入れたポリタンクを用意する、お風呂の水をいつもはっておくなどの備えをしておきましょう。 参考資料:政府広報オンライン(https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201108/6.html)を加工して作成 ココカラ通信9月号

2023.09.11

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食欲の秋です!

美味しいごはんを食べて元気に過ごそう 〜日本各地の郷土料理〜 郷土料理は、各地域の産物を上手に活用して、風土にあった食べ物として作られています。その地域の歴史や文化、あるいは食生活とともに受け継がれています。郷土料理は、地元で生産されたものを地元で消費する地産地消とともに、子どもたちの食育にも役立っています。 〜中部ブロックの郷土料理〜 日本の真ん中に位置し、山の幸、海の幸が豊富です。 新潟県 きりざい きざんだ野菜と混ぜると、納豆が食べやすい 石川県 じぶ煮 汁にとろみがあるから、肉も野菜も食べやすい 福井県 打ち豆汁 大豆を打ち豆にすると料理に使いやすくなる 山梨県 ほうとう 煮込んだ麺と野菜がまじりあった美味しさ 静岡県 桜えびとしらすのかき揚げ 駿河湾の恵みをいただき、骨を丈夫にする 愛知県 ひきずり ニワトリの飼育がさかんな愛知県のすき焼き 出典、上図引用:農林水産省Webサイト https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/ ココカラ通信9月号

2023.09.05

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水の日・水の週間

日本は東西南北を海に囲まれた島国です。河川も多く、水が身近な環境にあると言えるでしょう。 また、梅雨の時期から秋にかけて多くの雨が降り、水に困ることが少ない国でもあります。 しかし実際には、私たちが使える水資源には限りがあることはご存じでしょうか。 この記事では、水の大切さと水の日・水の週間についてご紹介します。 水資源とは 降った雨はダムに貯まります。貯めた水は水道用水や農業用水、水力発電にも使われています。 水は私たちの生活に欠かせない資源です。 水資源とは、地球上にある天然の水のうち、私たちが資源として利用することができる水をさしています。 川の水や地下水などの淡水は水資源ですが、海水は水資源としてはカウントされません。 地球上にある水の総量のうち、たった1%ほどが私たちが使うことができる水資源です。 日本の水資源 私たちの暮らす日本はアジアモンスーン地帯に位置しています。 年間の平均降水量は約1,750mmになり、世界平均の約970mmに対し約2倍とたいへん多くなっています。 しかし、降水の総容量を人口で割ると、人口1人当たりの年平均降水総量としては約5,500㎥となります。 これは、世界平均の約5分の1程度です。よく雨の降る日本だからと言って、水資源まで十分に豊富であるとは言えないのです。 水の日・水の週間とは 限られた水資源はどう使い、どう守っていくべきなのでしょうか。 水の大切さや水資源開発の重要性について国民の関心を高め、理解を深めるため、毎年8月1日を「水の日」、8月1日〜7日を「水の週間」としています。 私たちが使えるわずかな水資源を無駄にすることなく循環して利用することは、私たちの生活を維持していくために大切です。 普段何気なく使っている水ですが、水資源の開発や水の循環利用のしくみによって、安定して私たちの元に届けられていることを忘れないようにしましょう。 私たちができること 限りある水資源のために、私たちができることがあります。 やはり、一番大切なのは節水です。 水を出しっぱなしにしないなどは、普段から意識してる方もいらっしゃるでしょう。 その他にも、水流の強いシャワーヘッドを使う、洗濯機では節水モードを使うなどもいいですね。 食器を洗う際も、手洗いよりも食洗機を利用したほうが節水できることがわかっています。 まとめ 水資源の大切さについてご説明してきました。 思った以上に私たちが使える水が少ないことをおわかりいただけたのではないでしょうか。 節水は環境によいだけでなく、水道料金の節約にもなります。 自分に合った方法で、無理のない範囲で節水してみましょう。 参考資料:国土交通省「水の日」・「水の週間」 https://www.mlit.go.jp/mizukokudo/mizsei/tochimizushigen_mizsei_tk1_000012.html 国土交通省 令和4年版 日本の水資源の現況 https://www.mlit.go.jp/mizukokudo/mizsei/content/001572566.pdf ココカラ通信8月号

2023.08.29

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