健康コラム

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従業員の健康管理に使える助成金をご紹介します!

2021.12.23

ご存知の方も多いかと思いますが、厚生労働省では労務管理や職場環境の改善に役立つ助成金を数多く設けています。その中でも厚生労働省所轄の独立行政法人「労働者健康安全機構」では主に従業員の健康管理に使える助成金を設けています。今回は健康管理に関する助成金について代表的なものをご紹介します!

「ストレスチェック」実施促進のための助成金

 平成26年6月、過労自殺が問題視され、メンタルヘルスマネジメントの重要性が注目されていることを踏まえて、過労死等防止対策推進法、及び改正労働安全衛生法が公布されました。それに伴い、従業員のストレスチェック、またはチェック後の医師による面接指導の実施が義務付けられました。ただし、従業員数50人未満の事業場は努力義務となっています。この50人未満の事業場がストレスチェックと面接指導を実施した場合にその費用を助成するのが「『ストレスチェック』実施促進のための助成金」です。

 助成を受けるためには以下の取組をする必要があります。まず、ストレスチェックの実施者を決めます。そして、医師と契約した上で、ストレスチェック実施後の面接指導、及び面接指導結果に関する意見陳述を行わせる体制を整えます。ただし、ストレスチェックの実施及び面接指導を行う者は自社以外から選定する必要があります。

これらの取組は令和3年度に関しては令和4年3月31日までに行う必要があります。そして取組完了後、令和4年6月30日までに必要書類を添えて労働者健康安全機構に申請します。

助成額は、ストレスチェックの実施費用に対して1従業員当たり上限500円、医師の活動費用に対して1回当たり上限21,500円(3回まで)となります。

小規模事業場産業医活動助成金

 従業員50人未満の事業場において努力義務となっているのはストレスチェックの他に、産業医の選定があります。その産業医または保健師と契約して、従業員の健康管理に係る活動をさせた場合の費用を助成するのが「小規模事業場産業医活動助成金」です。

 令和2年11月~令和4年3月の間に、契約した産業医または保健師にストレスチェックの実施、休職・復職相談、職場の巡視等の活動を継続して6カ月以上させる必要があります。そして、6カ月の継続活動期間の最終月の翌月から6カ月以内に申請をします。

 助成額は6カ月当たり上限10万円が支給されます。尚、1事業場当たり将来にわたり2回まで助成されます。

心の健康づくり計画助成金

 上記は従業員50人未満の事業が使える助成金ですが、もちろん50人以上の事業場が使える助成金もあります。「心の健康づくり計画助成金」は「心の健康づくり計画」を策定の上、計画に沿ってメンタルヘルスマネジメントに係る対策を実施した場合に助成を受けられる助成金です。尚、従業員50人未満の事業場は、心の健康づくり計画の代わりにストレスチェック実施計画を策定・実施した場合も助成を受けられます。

 申請するにはまずメンタルヘルス対策促進員の訪問を受ける必要があります。メンタルヘルス対策促進員は産業保健総合支援センターが委嘱しているメンタルヘルス対策の専門家です。彼らのアドバイスに基づき、「心の健康づくり計画」を策定します。その計画を従業員に周知した上で、計画に記載したメンタルヘルス対策を実施します。これらの取組は令和3年4月1日から令和4年3月31日までに行う必要があります。

そして、その対策が実施されたことについてメンタルヘルス対策促進員の確認を受けた後、令和3年5月18日から令和4年6月30日までに支給申請すれば、助成金が支給されます。

助成額は1事業主当たり一律10万円です。ただし、将来にわたり1回限りの助成となります。

事業場における労働者の健康保持増進計画助成金

 この助成金は従業員の健康を保持増進するために、運動指導、メンタルヘルスケア、

栄養指導、口腔保健指導、保健指導等を盛り込んだ「健康保持増進計画」を策定・実施した場合に助成を受けられます。

 助成対象経費は「健康測定」、「健康指導」及び「研修等」のいずれかの措置の実施費用となり、上限10万円を将来にわたり1回限り助成されます。申請するには上記措置いずれかを盛り込んだ健康保持増進計画の策定・実施を令和3年4月1日から令和4年3月31日までに行う必要があります。また、支給申請は取組実施後3カ月以内に行います。

 今回ご紹介した助成金以外でも健康管理に係る助成金は多数設けられています。是非厚生労働省や労働者健康安全機構のHPを確認してみてください!

今後もよくある質問や、わかりにくい助成金・補助金の専門用語について解説していきます。

是非ご活用下さい!

▽全国の助成金・補助金検索サイト「助成金なう」はこちらから!

https://www.navit-j.com/service/joseikin-now/


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正しい手洗いと手指の消毒

アルコール消毒は万能ではありませんが、手を洗うことができないときには十分有効です。今はビルの入口やお店の入口など、アルコール消毒液がさまざまなところに置いてありますね。 手洗いもアルコール消毒も、感染症予防には欠かせません。両方の正しい手順を覚えて、より効果的に手についたウイルスを減らしましょう。 正しい手洗いの方法 ①流水で手をすすぐ ②せっけん・ハンドソープを手につける ③手のひら・指の側面を洗う ④手の甲・指の背面を洗う ⑤指の間・指の股を洗う ⑥親指と親指の付け根(膨らんだ部分)を洗う ⑦指先を洗う ⑧手首を洗う ⑨せっけん、ハンドソープを流水でよく流す なかなか工程が多く、面倒に感じるかもしれません。この流れを2回繰り返すとほとんどのウイルスを排除できますが、普段は1回すれば十分でしょう。 手がひどく汚れたとき、感染症にすでにかかっている人をケアしたときなどは2回洗うと安心でしょう。 正しいアルコール消毒の方法 ①消毒液をワンプッシュ分(約3mL)手に取る ②最初に両手の指先に消毒液をすり込む ③手のひらによくすり込む ④手の甲にもすり込む ⑤指の間にすり込む ⑥親指と親指の付け根(膨らんだ部分)にすり込む ⑦手首にも忘れずにすり込む アルコールは乾きやすいので、手早く各部分を消毒していきましょう。乾くまでしっかりとすり込むことが大切です。 手指に使用する消毒液 消毒液と一口に言っても色々な種類があります。厚生労働省が手指の消毒に使用して問題ない・効果があると推奨しているのは、アルコール消毒液です。 また、十分な消毒効果が得られるのは「濃度70%以上95%以下のエタノール」とされています。もし濃度70%以上の消毒液がない場合は、60%台のエタノールによる消毒でも一定の効果がありますので、使用しても差し支えありません。 アルコール除菌ウェットティッシュを使用する際も、「濃度70%以上95%以下のエタノール」を含んでいるものが望ましいです。ウェットティッシュではアルコール成分が揮発しやすいので、携帯用ウェットティッシュの場合は専用の蓋を買うのもおすすめです。100円ショップなどで気軽に購入できます。 洗い残しやすい部分 手洗いでもアルコール消毒でも同じですが、普段意識していない部分や目に入りにくい部分は洗い残しや消毒忘れが増えます。 具体的には、 ・爪の間 ・指と指の間 ・親指と親指の付け根 ・手のひらのしわの部分 などがあげられます。 次に手を洗うときには、これらの部分を意識してみてください。普段しっかりと洗えていないことに気づくはずです。 まとめ コロナ禍が長引き、感染症予防に気を使っていると疲れてしまいますね。ですが、コロナによってわたしたちは手洗いの重要性を再確認できました。ちょっとした風邪やインフルエンザ、ノロウイルスなどで引き起こされる食中毒にも、手洗いは有効です。今後も正しい手洗いを続け、病気にかからないように暮らしていきましょう。 参考:厚生労働省「手洗いで感染症予防」ページより https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000334134.pdf 厚生労働省「新型コロナウイルスの消毒・除菌方法について」ページより https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/syoudoku_00001.html ココカラ通信11月号

2022.12.01

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手洗いのタイミングとポイント

感染症の予防には手洗いが有効である、ということは皆さんご存じですね。新型コロナウイルスの流行により、多くの人が感染症予防対策として手洗いの重要性を理解することになりました。 この記事では、手洗いをするのに有効なタイミングと、手洗いの際のポイントについてご説明します。新型コロナウイルス流行が長引く今、しっかりと手洗いをして自分や身の回りの人を感染から守っていきましょう。 手洗いを行うタイミング ①食品を取り扱う時 手についたウイルスが食品にうつり、感染症を広げてしまいます。食事を作る人であれば、作る前や配膳する前の手洗いは欠かせません。もちろん食事の前は誰でも手を洗うべきです。 ②外に出かけた後や外にある物を触った時 不特定多数の人が触るものには、何かしらのウイルスがついていると考えましょう。公園などの公共施設に行ったり、自宅でお金を触ったあとなどは手を洗いましょう。 ③菌やウイルスに触れ合った可能性が高い時 病気の人をケアした時、吐物などの処理のあとなどは、間違いなく手にウイルスが付着しています。感染を広げないためにも、しっかりと手洗いするべきです。 ④くしゃみや咳、鼻をかんだりした時 くしゃみや咳をしたときに手で口元を押さえたり、鼻をかんだりしたときは、体内のウイルスが手についてしまいます。そのまま手を洗わずにあちこち触ってしまうと、誰かにウイルスをうつしてしまうかもしれません。手洗いで感染拡大を防ぎましょう。 ⑤トイレに行った後 トイレの後は手を洗っていると思いますが、排泄物には多くのウイルスが含まれます。流水で指先をささっと洗うだけでは不十分です。ハンドソープを使ってしっかりともみ洗いし、よくすすぎましょう。 ⑥動物と触れあった後 動物は、本来であれば人間が感染しないようなウイルスを持っていることがあります。思わぬ感染症を広げないためにも、ペットと触れあったあとなどは手を洗いましょう。 手洗いのポイント ①装飾品をはずす 指輪、ブレスレット、時計などをつけたまま洗っていませんか?装飾品をつけていると、濡らしたくないために指先だけ軽く洗うだけで済ませてしまったりしますよね。また、装飾品と接している部分は十分に洗えないため、ウイルスが残ったままになってしまいます。ひと手間ですが、装飾品ははずしてから洗いましょう。洗った後は忘れ物のないように確認してくださいね。 ②手の甲と手首の洗い忘れ 手を洗う時を想像してみましょう。指先や手のひらを流水で濡らし、ハンドソープをつけて手のひらをこすり合わせてから流す…。この時、手の甲や手首を洗うのを忘れていませんか? ウイルスは手のひらや指先だけではありません。あらゆるところにいると考えましょう。ハンドソープを手の甲や手首にももみ込むように洗ってください。 ③爪の間や指の間は時間をかける 手の奥まった部分、爪の間や指の間に入り込んだウイルスは、軽く洗っただけでは落ちません。指先であれば、手のひらにためたハンドソープの中で細かく動かすように洗いましょう。指の間であれば、手を組むようにしてこすり合わせるのがいいですね。 場所によって洗い分けることで、手についたウイルスの数をぐっと減らせます。 まとめ 感染症から身を守るために、有効な手洗いのタイミングとポイントはお分かりいただけたでしょうか。意識していないと、ついつい適当な手洗いで済ませてしまいがちです。 新型コロナウイルスだけでなく、あらゆる感染症に対して手洗いは有効です。インフルエンザや食中毒をはじめ、ちょっとした風邪であっても、手を洗うことで感染症から身を守れるのです。ポイントを押さえた効果的な手洗いを続けていきましょう。 参考資料:厚生労働省資料 https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11130500-Shokuhinanzenbu/norovirus_pamphlet2.pdf ココカラ通信11月号

2022.11.30

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手洗いのすすめ

新型コロナウイルスの流行で、私たちは「しっかりと手洗いする」ことを意識するようになりました。今まではさっと済ませていた手洗いを、時間をかけてするようになった方もいると思います。 ですが、コロナの流行が長引くうちに、手を洗うことがおろそかになってきてはいないでしょうか。手洗いが有効なのは、なにもコロナだけではありません。これからの時期はインフルエンザウイルスも流行ってくるでしょう。冬になればノロウイルスも出てきますよね。 この記事を読むことで、みなさんに今一度、手洗いの重要性を思い出してもらいたいと思います。あらゆる感染症に有効な「手洗い」で、これからのシーズンを乗り切りましょう。 手洗いはなぜ必要なのでしょうか わたしたちは普段、生活の中でさまざまな物に触れています。この記事を読むのにも、パソコン・スマホを触っていますし、読み終えて立ち上がるときには椅子やテーブル、手すりを触りますよね。 そういった物の中には、不特定多数の人が触るアイテムもあるでしょう。家の中では家族と、職場では同僚と、飲食店では他のお客さんと、さまざまなアイテムを共有することになります。 そうしているうちに、自分が意識していなくても手に菌やウイルスが付着します。菌やウイルスがついたままの手で食事をしたり、目をこすったり、あくびを隠すために口を覆ったりするうちに、体内に菌やウイルスが侵入してしまいます。 無意識に顔を触ってしまうのを、やめるのは難しいでしょう。しかし、こういった普段の何気ない行動が原因で、食中毒や風邪などの感染症にかかってしまうのです。そこで手洗いによって、大幅に菌やウイルスの量を減らすことが必要になります。 手洗いの有効性 水だけでさっと手洗いすることもあれば、ハンドソープで念入りに手をもみ洗いすることもあるでしょう。実際、水とハンドソープだけでどれくらいのウイルスを減らせるのでしょうか。 まず、手洗いしていない状態の手についているウイルスを100と考えます。流水で約15秒すすぐとウイルスは1になります。ハンドソープで約10秒手洗いしたあと流水で約15秒すすぐとウイルスは1/100になります。このハンドソープで約10秒手洗いしたあと流水で約15秒すすぐ、を2回繰り返すとウイルスは1/10000になります。 2回も洗うのは、普段の暮らしの中では現実的ではないでしょう。ですが、ハンドソープ→流水ですすぐ、の1回セットでも十分な効果があります。流水洗いだけで済ませている方は、ぜひハンドソープを使ってみましょう。 手洗いのまとめ 手洗いは誰にでもできる、あらゆる感染症に有効な手段です。コロナ禍だけの特別なものにせず、これを機に毎日の習慣にしてしまいましょう。どんな感染症であっても、かからずに過ごせるならそれが一番です。 参考資料:厚生労働省 「国民の皆さまへ(新型コロナウイルス感染症)」ページ https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00094.html ココカラ通信11月号

2022.11.24

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11月8日は「いい歯」の日

今日から歯にできるいいこと習慣 ①「食べたら磨く」で歯垢を狙いうち 虫歯も歯肉炎も歯垢(細菌のかたまり)が原因で起こります。うがいではとれませんが、歯ブラシで歯垢をこすり落とすことでどちらの病気も防げます。 ②おやつのだらだら食べをやめる 虫歯菌は、食べ物の糖分から酸を作り、歯を溶かします。歯がどんどん溶かされ、虫歯になるのを防ぐため、おやつは時間を決めて食べましょう。 ③一口30回噛みましょう よく噛むと唾液がたくさん出ます。歯を溶かす「酸」を薄めて虫歯を防いだり、食べかすなどの汚れを洗い流して口の中をきれいにします。 ④定期的に歯医者さんにいきましょう 隅々までみてもらえるので、虫歯などのトラブルを早く発見できます。歯磨きで取りきれなかった歯垢や歯石の除去をお願いしましょう。 歯ブラシは毛が命!1か月に一度の交換が目安です。 ●毛先が開いていると、きちんと歯にあたらず、上手にブラッシングができません。毛先が広がっていなくても長く使っていると毛の張りがなくなり、汚れを落とす力も弱まります。 ●毛先がボロボロのブラシでは、歯茎など口の中を傷つけることもあります。 参考資料:ココカラ通信11月号

2022.11.22

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手洗いはなぜ必要なのか

普段、人はたくさんのモノに触れて生活をしています。それらのモノの中には、不特定多数の人が触れるものもあります。知らない間に自身の手に菌やウイルスが付着し、それらが原因で食中毒や風邪などの感染症を引き起こします。手洗いをする事によって、大幅に菌やウイルスの量を減らす事ができるのです。 手洗いはどれくらい有効なのか その種類にもよりますが、水とハンドソープのみで、大幅な効果が得られます。流水で手が洗えない場合などは、アルコールを含んだ手指消毒液の使用が有効です。 (※アルコール過敏症の方やアレルギーの方の使用は必ず専門医に確認してください。) 手洗いを行うタイミング ①食品を取り扱う時(調理の前、配膳の前、食事の前など) ②外に出かけた後や外にある物を触った時(公園などの公共施設に行った、自宅でお金を触ったなど) ③菌やウイルスに触れあった可能性が高い時(病気の人をケアした時、吐物などの処理後など) ④くしゃみや咳、鼻をかんだりした時 ⑤トイレに行った後 ⑥動物と触れあった後 正しい手洗いの方法 1.流水で手を洗う 2.洗浄剤を手に取る 3.手のひら、指の腹面を洗う 4.手の甲、指の背を洗う 5.指の間(側面)、股(付け根)を洗う 6.親指と親指の付け根のふくらんだ部分を洗う 7.指先を洗う 8.手首を洗う(内側・側面・外側) 9.洗浄剤を十分な流水でよく洗い流す 10.手をふき乾燥させる 11.アルコールによる消毒 2度洗いが効果的です! 2〜9までの手順をくり返し2度洗いで菌やウイルスを洗い流しましょう 正しい手指消毒の方法 1.消毒薬3mLを手のひらに取ります(ポンプを1回押すと霧状に約3mL出ます)。 2.初めに両手の指先に消毒薬をすりこみます。 3.次に手のひらによくすりこみます。 4.手の甲にもすりこんでください。 5.指の間にもすりこみます。 6.親指にもすりこみます。 7.手首も忘れずにすりこみます。乾燥するまでよくすりこんでください。 ポイント1 指輪、ブレスレット、時計などの装飾品をはずしてから手洗いを行う ポイント2 手のひらと手の甲、手首の洗い忘れに注意 ポイント3 爪の間や指の間をしっかり洗いましょう ※参考:厚生労働省HP、農林水産省HP、消費者庁HP ココカラ通信11月号

2022.11.21

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有給休暇取得促進週間

10月は年次有給休暇取得促進期間です。今年度も残り半分を切りました。あと半年のうちに有給休暇を取得する目処はたっているでしょうか? 企業は従業員に有給休暇を取得させる義務があります。企業側が有給休暇取得に消極的では、従業員も有給休暇を取ることにためらいがありますよね。 この記事では有給休暇の基礎知識と、有給休暇を確実に取得するための施策についてご紹介します。 有給休暇の基礎知識 ・半年間継続して雇用されている ・全労働日の8割以上を出勤している 労働基準法において、この2点を満たしていればパートタイマーでもアルバイトでも年次有給休暇を取得することができます。 また平成31年4月より、雇用主は法廷の年次有給休暇日数が10日以上の全ての従業員に、毎年5日間、年次有給休暇を確実に取得させることが必要となりました。 従業員の勤続年数や就業日数によって取得日数は細かく変わってきます。従業員の有給休暇の管理はどうなっているか、企業側は把握しておきましょう。従業員が自分の残りの有給休暇日数をいつでも確認できる仕組みもあるといいですね。 進まない有給取得 上記のように労働基準法によって、従業員の有給取得の権利が明文化されました。しかし、なかなか取得が進んでいないというのが現状です。なぜそんなことになってしまうのでしょうか? 令和3年度「仕事と生活の調和」の実現及び特別な休暇制度の普及促進に関する意識調査では、約45%の人が「有給休暇取得にためらいを感じる」と答えています。 その理由は、 ・周囲に迷惑がかかると感じる ・あとで多忙になる ・職場の雰囲気で取得しづらい ・上司がよい顔をしない ・昇格や査定に悪影響がある というものでした。 多くの人が、有給休暇取得による業務への影響を気にしていることが分かります。ですが、どの理由をとっても、企業のあり方次第で改善できるのではないでしょうか。 有給休暇取得推進の施策 ここでは、企業が導入している有給休暇取得のための施策をご紹介します。自社でも実践できそうなものがあれば、ぜひ検討してみてください。 ・有給休暇取得推進日の設定 企業によって繁閑期は変わってきます。会社の年間カレンダーに有給休暇取得推進日を設定し、忙しくない時期を明確にすることで従業員が休みやすい環境を作れます。 ・時間単位の有給休暇制度 丸一日有給を取得するほどではないけれど、平日の日中に少し休みを取りたいという人は多いはずです。例えば、通院や日中しかできない銀行・役所関係、子どもの学校の行事参加などが思い浮かぶでしょう。時間単位で有給休暇を取得できる仕組みがあれば、取得促進につながります。 ・有給休暇積立制度 どれだけ有給休暇促進を目指しても、仕事の状況によっては使いきれない有給休暇がでてくるでしょう。使いきれなかった有給休暇を積み立てる制度は導入していますか?誰にでも怪我や病気、家族の世話などで休まなければならないときがあります。いざというときのために、有給休暇積立制度があるといいですね。 まとめ 有給休暇は労働者に認められた権利です。労働によってその権利が踏みにじられ、家族や友人と過ごすプライベートな時間が侵害されてはなりません。リフレッシュの時間も、次の仕事のために必要なのです。適切な有給休暇取得によって、心身ともに健康に過ごしましょう。 参考資料:厚生労働省 年次有給休暇取得促進特設サイト https://work-holiday.mhlw.go.jp/kyuuka-sokushin/ ココカラ通信10月号

2022.11.15

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